吉岡町水道事業基本計画(水道ビジョン、経営戦略)
- 最終更新日
- 2021年09月29日
- 記事番号
- P002430
計画の概要
環境の変化や直面する課題へ適切に対応し、将来にわたり安全で良質な水道水を安定的に供給するとともに、安定した経営基盤を持続していくため、国(厚生労働省)が、平成25年3月に策定した新水道ビジョンに基づき、「安全」、「強靭」、「持続」の3つの観点を柱に踏まえることと、国(総務省)が、平成26年8月に公営企業が将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の計画である経営戦略の策定を踏まえることにより、総合的に包括した吉岡町水道事業基本計画を策定しました。
- 災害時に強い強靭でしなやかな水道施設の強化を目指して
- 安全で信頼される水の供給を目指して
- 後世に永く繋がれる持続可能な水道事業経営を目指して
の3つの柱を掲げました。
計画の背景
人口減少による水需要の減少及び施設の老朽化による更新や耐震化の課題により、水道事業を取り巻く環境は大きく変化し、この傾向は継続することが予想されるため、水道事業の経営はより一層厳しくなるものと想定されます。
水道ビジョン
厚生労働省は、「新水道ビジョン」の中で、より災害に強い持続可能な水道の実現と50年後、100年後の将来を見据えた水道の理想像、目指すべき方向性やその実現方策などを具現化することになります。
経営戦略
総務省が、策定を求めている「経営戦略」において、独立採算制を基本原則とする公営企業に対して、人口減少等に伴う収益構造の変化や老朽化に伴う施設の更新等により経営環境の厳しさが増す状況下でも、将来にわたり安定的なサービスの提供を実現するため、投資・財政計画を盛り込み、中長期的な経営の基本計画の策定が要請されました。
計画の期間
期間は、2019(平成31)年度から2028(平成40)年度までの10か年としています。
「新水道ビジョン」及び「経営戦略」の策定期間の指針を参考とし、50年後、100年後を見据えながら、理想とする将来像を実現するため、優先的に実施する必要性が高い事業・取り組みに対する当面の目標を定めました。