吉岡町下水道事業(公共下水道事業)経営戦略
- 最終更新日
- 2021年11月26日
- 記事番号
- P003224
計画の概要
本戦略は、下水道事業(公共下水道事業)が将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な基本計画です。
下水道に求められる役割を果たし、継続的に事業を運営していくため、策定にあたっては次のような点を重視しました。
- 現状分析と将来予測
下水道事業に関する現状分析、将来予測や経営環境の類似する団体との比較分析に基づき策定する。 - 実現可能な戦略
管路施設等の状況を踏まえた「投資試算」と、使用料収入、一般会計からの繰入金、企業債、受益者負担金などの「財源試算」を行い、担当部局との調整を図った上で策定する。 - 経営健全化の取組の推進
投資(支出)と財源(収入)を均衡させ安定的な経営を実現するため、組織運営の効率化や人材育成、新たな経営資源の確保策など、経営健全化に向けた取組を経営戦略において整理し、推進する。
計画の背景
公営企業においては、保有資産の老朽化に伴う大量更新期の到来、人口減少等に伴う使用料収入の減少等により経営環境が厳しさを増していることから、国は、2014(平成26)年8月に「公営企業の経営に当たっての留意事項について」を通知し、地方自治体に経営戦略の策定を要請しました。
これを受けて、本町の公共下水道事業では、本事業を財政的な見地から検証、分析、課題等の抽出をし、安定的・継続的な事業運営を推進するための中長期的な経営の基本計画である経営戦略を策定しました。
計画の期間
2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間としています。
本戦略は、吉岡町総合計画を踏まえ、今後の公共下水道事業の上位計画として、公共下水道事業における主要施策や予算に反映することとします。
※なお、本戦略については、将来的な汚水処理の共同化(農集区域の統合)を見据えた推計見直し等を行う予定であるため、適時内容を見直すことになりますので、ご承知おき願います。