都市計画道路の見直しについて
- 最終更新日
- 2022年04月21日
- 記事番号
- P002957
はじめに
都市計画道路とは?その見直しの背景・必要性について
都市計画道路とは、将来のまちづくりの骨格となる道路のことで、都市計画法に基づき、位置や幅員、区域などが定められています。
町内には、都市計画道路が11路線(総延長22,210m)あり、その半数以上は昭和後期の人口増加や都市の拡大を背景として都市計画決定がされたものです。
しかし、人口減少や少子高齢化の急速な進行など社会情勢の大幅な変化に伴い、道路の必要性が都市計画決定当時と変化してきています。
このため、吉岡町では社会情勢の変化を踏まえ、将来都市像を実現するためのまちづくりを効率的かつ戦略的に進めるため、「都市計画ガイドライン(都市計画道路の見直し編)」(平成29年3月群馬県)で示されている検討フローに基づき、未整備となっている都市計画道路の役割や機能を再検証いたします。
見直しの基本的考え方
- 市街地の無秩序な拡大を防ぎつつ、賑わいや活力を生み出す拠点を形成するとともに、必要な都市機能や公共サービスが揃ったまちの「まとまり」をつくり、全ての世代が暮らしやすいまちを目指します。
- 2つのまちづくりの核(駒寄スマートIC、JR新駅構想)と4つのまちづくりの軸(国道17号(上武国道)、前橋伊香保線(吉岡バイパス)、高崎渋川線バイパス、南新井前橋線バイパス)を最大限活かし、これらの「4軸」とネットワークを形成する都市計画道路や東西方向で幹線道路ネットワークが途切れている箇所について整備を促進します。
- 現状のままでは都市計画道路の整備は非常に長期間に及び、都市計画法53条規制などの負担もあることから、必要性の低い道路は計画変更、廃止を検討します。
見直し案ができるまで
町民アンケート調査について
- アンケートの目的:都市計画道路に求められる機能のうち、重要視する機能を把握するため。
- 調査期間:令和3年2月22日(月)~令和3年3月8日(月)
- 調査対象:無作為に抽出した町民(世帯主)2,000名 ※令和3年1月15日時点
- 配布方法:アンケート調査票の郵送配布、返信用封筒(※切手不要)による郵送回収
吉岡町都市計画道路見直しアンケート結果(PDF:1.3 MB)
評価カルテ(第5段階までの検証)
「見直し案」パブリックコメント
令和4年1月31(月曜日)から同年2月21日(月曜日)まで「見直し案」へのパブリックコメント手続による意見を募集します。
※募集を締め切りました。募集結果は、パブリックコメント制度(意見募集結果)をご覧ください。
都市計画道路「見直し案」の公表
見直し対象路線(区間)とした6路線(15区間)のうち、「1路線(2区間)を廃止候補」とし、「1路線(1区間)を変更候補」とする見直し案を作成しました。なお、廃止候補路線等はあくまで候補であり、実際に廃止となるには都市計画法に基づく都市計画決定(変更)の手続きが必要となります。