Q.本籍と住所の違いは何ですか?
- 最終更新日
- 2020年10月16日
- 記事番号
- E002579
- 本籍と住所の違いは何ですか?
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本籍とは、戸籍のある場所のことをいい、日本国内の地番がある場所であればどこでも置くことができます。
戸籍とは、出生・死亡・婚姻・離婚・縁組などの身分関係を登録・公証するためのものです。原則として1組の夫婦およびその夫婦と同じ氏の未婚の子を編成単位として作られ、本籍地の市町村役場に保管されています。
住所とは、生活の本拠地を指すものであり、住民一人につき1住所となっています。
住民票とは、その市町村内に住所を有する住民につき、主に居住関係を登録・公証するためのもので、居住と生計をともにする世帯ごとに作られ、その市町村役場で管理されています。
住民票には、「氏名」「生年月日」「性別」「住所」「住民となった年月日」「世帯主の氏名と世帯主との続柄」「本籍地と筆頭者氏名」などが記録され、法令に基づいて住民票の閲覧や写しの交付を行うことができます。
また、住民票は、選挙人名簿の登録、国民健康保険や介護保険などの行政サービスの基礎として利用されています。