特定外来生物
- 最終更新日
- 2024年08月05日
- 記事番号
- P002787
本来日本に生息していない外来生物の中で、農林水産業、人の生命・身体、生態系に被害を及ぼすものは「特定外来生物」として指定され、外来生物法により、輸入や飼育、運搬及び野外に放つことが原則として禁じられています。
外来生物法について
正式名称「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」は、特定外来生物による生態系等への被害を防止することを目的として制定されました。
「オオキンケイギク」
オオキンケイギクは、5月から7月頃にかけて濃い黄色の花を咲かせる植物です。その繁殖力の強さから生態系に悪影響を及ぼすことが分かり、特定外来生物に指定されています。栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されていますので、見つけた場合には、駆除もしくは町への連絡をお願いいたします。
○駆除の方法
1.根ごと丁寧に引き抜いてください。
オオキンケイギクは残された根茎等から、再生することができます。
2.袋に入れ、枯死させたのち、処分してください。
種の拡散を防ぐため、引き抜いたものをビニール袋に入れ、2~3日天日干しして枯死させてから、燃えるごみとして処分してください。
オオキンケイギクの栽培は法律で禁止されています!(群馬県ホームページ)(外部リンク)
「クビアカツヤカミキリ」
(写真提供:埼玉県環境科学国際センター)
クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモなどに寄生し、幼虫が木の中を食い荒らす特定外来生物です。高い繁殖力を持っており、近年群馬県内でもその被害が確認されています。見つけた場合には、被害拡大防止のため、その場で駆除していただくようお願いいたします。
特定外来生物クビアカツヤカミキリに注意してください(群馬県ホームページ)(外部リンク)
ヒアリ・アカカミアリ
(写真は環境省より)
ヒアリ・アカカミアリは国内において、海外からの貨物を扱う港湾や倉庫等における確認事例が報告されています。ヒアリは特に強い毒をもっており、体質によっては、重度の症状が現れる場合があります。詳しくは、下記群馬県HPをご覧ください。