宅配業者を装った「不在通知」の偽SMSにご注意を
- 最終更新日
- 2024年03月07日
- 記事番号
- P002983
全国の消費生活センターなどには、宅配事業者を装った「不在通知」の偽SMS(ショートメッセージサービス)に関する相談が寄せられています。
特徴と被害傾向
送られてくる偽SMSには、「お客様宛にお荷物をお届けにあがりましたが不在の為、持ち帰りました。」といった内容とともに、偽サイトへ誘導するためのURLが記載されています。
偽サイトにアクセスしたことで以下の被害にあってしまう傾向があります。
- 突如不正なアプリケーションがダウンロードされ、勝手にインストールされてしまう
そのことで同じ内容のSMSが自身のスマートフォンから自動的に多数の宛先に送信されてしまい、身に覚えのない通信料を請求されてしまう。 - 偽サイトでIDやパスワード、暗証番号、認証コードなどを入力してしまう
この情報が携帯電話会社のキャリア決済などで不正利用されてしまい、身に覚えのない請求を受けてしまう。
事例
スマートフォンにSMSで宅配物の不在通知が届いた。確認するためリンク先にアクセスすると、何かをダウンロードしていたようだが、すぐに元の画面に戻ったので放置した。数日後、見知らぬ人から電話で不在配達の荷物受取について申出を受けるといったことが多くあったが、「私は無関係だ。」という旨を伝える対応をした。その後、携帯電話の請求明細で見覚えのない1万円以上の通信料が発生していることを知った。
注意するポイント
- SMSやメールで「不在通知」が届いても、記載されているURLには安易にアクセスしないようにしましょう。
- URLにアクセスしてしまった場合でも、提供不明のアプリケーションをインストールしたり、IDやパスワードなどを入力したりしないようにしましょう。
- 不正なアプリケーションをインストールしてしまった場合にはスマートフォンを機内モードにしてアンインストールを、偽サイトにIDやパスワードなどを入力してしまった場合にはすぐに変更を、それぞれ行いましましょう。
- 迷惑なSMSやメール、IDやパスワードなどの不正利用への事前対策を行いましょう。
(例えば、携帯電話会社の対策サービスやセキュリティソフトの活用、IDやパスワードなどの使いまわし回避など。) - 困ったときは吉岡町が消費生活相談に関して協定を結んでいる渋川市消費生活センターにご相談ください。
渋川市消費生活センター
電話:0279-22-2325
平日午前9時から午後4時